【2026年最新】モバイルバッテリーは飛行機に持ち込める?個数・容量・機内使用ルールを解説

15/08/2026

旅行や出張の前に、「モバイルバッテリーは飛行機に持ち込める?」「20,000mAhは大丈夫?」「機内でスマホを充電してもいい?」と迷う方は多いでしょう。

2026年4月24日以降、日本の現行ルールでは、160Wh以下のモバイルバッテリーを1人2個まで機内に持ち込めます。ただし、預け入れ荷物には入れられず、座席上の収納棚にも収納できません。機内電源からモバイルバッテリーを充電することは禁止され、モバイルバッテリーからスマートフォンなどへ給電することも行わないよう求められています。

この記事では、国土交通省、JAL、ANAが公表している情報をもとに、2026年の変更点、Whの確認方法、端子の絶縁、海外航空会社を利用するときの注意点まで、搭乗前の行動順に整理します。

最終確認日:2026年7月28日。航空会社、出発国、経由地、コードシェア便によって追加条件が設定される場合があります。搭乗前は、実際に運航する航空会社の最新案内を優先してください。

2026年|搭乗前に確認する7項目

  1. 預け入れ荷物に入れず、機内持ち込み手荷物にする
  2. 1個あたりのワット時定格量が160Wh以下か確認する
  3. 持ち込むモバイルバッテリーを1人2個までにする
  4. 端子を保護し、金属製の小物と分けて個別に収納する
  5. 座席上の収納棚に入れず、状態を確認できる場所に置く
  6. 機内電源からモバイルバッテリーを充電しない
  7. モバイルバッテリーからスマートフォンなどへ給電しない
2026年に飛行機へモバイルバッテリーを持ち込む前の7項目2026年4月24日以降の主な確認項目。最終的には利用航空会社の案内に従ってください。

2026年4月24日から、個数と機内での充電ルールが変わりました

国土交通省は、ICAO(国際民間航空機関)の国際基準の緊急改訂を受け、2026年4月24日からモバイルバッテリーの機内持ち込みルールを変更しました。新しく加わった中心的な内容は、次の3点です。

  • 持ち込みは1人2個まで。いずれも160Wh以下に限る
  • 機内のコンセントやUSBポートから、モバイルバッテリー本体を充電しない
  • モバイルバッテリーから、スマートフォンやPCなどへ給電しない

国土交通省の資料では、機内電源からモバイルバッテリー本体への充電は禁止事項です。一方、モバイルバッテリーから他の電子機器への給電は、法律に基づく禁止ではないものの「行わないように」と要請されています。JALは「しないこと」、ANAは「お控えください」と案内しているため、利用者の行動としては機内ではモバイルバッテリーを充電にも給電にも使わないと覚えるのが分かりやすいでしょう。

スマートフォンの電池残量が心配な場合は、空港に着く前に必要な充電を済ませておきます。機内で充電が必要になったときは、座席の電源設備が利用できるかを確認し、客室乗務員と航空会社の案内に従ってください。

2025年と2026年で何が変わった?モバイルバッテリーの機内ルール比較

2026年4月24日の変更では、すべてのルールが新しくなったわけではありません。預け入れ禁止、160Wh以下という容量上限、座席上の収納棚に入れない取り扱いは継続され、持ち込み個数と機内での充電・給電に関する条件が厳しくなりました。

確認項目 2025年時点 2026年4月24日以降 旅行者への影響
持ち込み個数 100Wh以下は原則として個数上限なし。100Wh超~160Wh以下は2個まで 容量にかかわらず、モバイルバッテリーは合計2個まで 小型製品でも3個以上は持ち込めないため、旅行に必要な2個を選ぶ
容量上限 1個あたり160Wh以下 160Wh以下のまま変更なし 容量基準は変わらないが、本体のWh表示は引き続き確認が必要
預け入れ荷物 預け入れ禁止 預け入れ禁止のまま変更なし スーツケースを預ける前に取り出し、機内持ち込み手荷物へ移す
座席上の収納棚 2025年7月8日から、収納せず状態を確認できる場所で保管 2025年からの取り扱いを継続 リュックを収納棚へ入れる場合も、モバイルバッテリーは先に取り出す
モバイルバッテリー本体への充電 2025年7月8日から、状態を確認できる場所で行うよう要請 機内電源からの充電は禁止 搭乗前に必要な充電を済ませ、機内のUSBポートやコンセントへ接続しない
スマートフォンなどへの給電 2025年7月8日から、状態を確認できる場所で行うよう要請 機内では行わないよう要請 機内でモバイルバッテリーを使う前提をやめ、必要に応じて座席の電源設備を確認する

※上表は国土交通省が公表した日本の基準と協力要請を比較したものです。外国航空会社や海外発着便では追加条件が設定される場合があります。

2026年の変更で、旅行中の使い方はどう変わる?

今回の変更で特に影響を受けるのは、小容量のモバイルバッテリーを3個以上持ち歩いていた人と、フライト中にモバイルバッテリーからスマートフォンを充電していた人です。

例えば、5,000mAhの小型モデルを仕事用・スマートフォン用・予備用として3個持っていた場合、2026年4月24日以降は、容量が小さくても2個までに減らす必要があります。また、長時間のフライトでもモバイルバッテリーは機内で使用せず、搭乗前にスマートフォンやPCの充電を済ませておく準備が必要です。

一方、160Wh以下という容量上限、預け入れ禁止、座席上の収納棚に入れない取り扱いは継続されています。つまり、2026年のポイントは「持ち込める容量が大きく変わった」のではなく、持ち込める個数と機内での使い方が厳しくなったことです。

2025年7月8日からの「収納棚に入れない」ルールも継続しています

2026年の変更によって、2025年7月8日から始まった保管ルールがなくなったわけではありません。モバイルバッテリーは座席上の収納棚に入れず、異常に気づける場所で保管します。

たとえば、手荷物のリュックを頭上の収納棚へ入れるなら、モバイルバッテリーだけは先に取り出しておきます。座席ポケットや手元の保護ポーチなど、客室乗務員の指示に従いながら、状態を確認できる位置に置きましょう。離着陸時の収納方法は機材や航空会社で異なるため、自己判断より機内アナウンスを優先してください。

飛行機に持ち込める容量は160Wh以下、個数は1人2個までです

2026年4月24日以降、日本の現行基準で持ち込めるモバイルバッテリーは、1個あたり160Wh以下、合計2個までです。5,000mAhの小型製品でも、3個以上は持ち込めません。

確認項目 日本の現行基準 旅行者がすること
160Wh以下 機内持ち込みの対象 本体のWh表示と航空会社の条件を確認
160Wh超 持ち込み不可・預け入れ不可 空港へ持参しない
個数 1人2個まで 容量にかかわらず合計数を確認
海外航空会社 独自条件が加わる場合あり 実際の運航会社と経由地の規定を確認

100Whを超えて160Wh以下の扱いは、海外航空会社では事前承認が必要になる場合があります。「160Wh以下なら世界中の便で無条件に持ち込める」という意味ではありません。国際線や海外発の便では、出発前に承認の要否を確認してください。

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mAhしか分からないときは、定格電圧からWhを計算します

商品名では「10,000mAh」「20,000mAh」と表示されることが多い一方、航空輸送の判断にはWh(ワット時定格量)が使われます。本体にWhが記載されていれば、その数値を優先してください。

Wh = 定格容量(mAh)× 定格電圧(V)÷ 1,000

一般的な3.7Vのセルを例にすると、10,000mAhは約37Wh、20,000mAhは約74Whです。ただし、製品によって定格電圧が異なるため、一律に3.7Vと決めつけず、本体や取扱説明書の数値を使いましょう。

表示容量 3.7Vでの換算例 確認ポイント
5,000mAh 約18.5Wh すべて計算例です。実物のラベル、説明書、メーカー公式仕様を確認してください。
10,000mAh 約37Wh
20,000mAh 約74Wh
30,000mAh 約111Wh

Wh表示が読めない場合は、空港で計算すればよいとは限りません

本体の印字が擦れてWhや定格電圧を確認できないと、保安検査で容量を判断できず、持ち込みを断られる可能性があります。出発前にメーカー公式サイトや取扱説明書で仕様を確認し、必要なら航空会社へ問い合わせましょう。

自分で計算した数字を書き足したり、ラベルを貼り替えたりしても、正式な表示として認められるとは限りません。容量を客観的に確認できない製品は、旅行用として持参しない判断が安全です。

預け入れ禁止と端子の絶縁は、荷造りの段階で対策できます

スーツケースを預ける前に、モバイルバッテリーを取り出します

モバイルバッテリーは予備電池として扱われるため、預け入れ荷物には入れられません。チェックイン前に、スーツケースの内ポケットやガジェットポーチまで確認し、機内持ち込み用のバッグへ移してください。

小型機や満席便では、搭乗口でキャリーケースを急に預けるよう案内されることがあります。この場合も、モバイルバッテリーを入れたまま渡さず、先に取り出して客室へ持ち込みます。

すでに預けてしまったら、すぐに航空会社スタッフへ伝えます

チェックイン後に気づいた場合は、「大丈夫だろう」とそのままにせず、搭乗前に航空会社スタッフへ申告してください。荷物の搭載状況によって対応が変わるため、自分で判断せず、空港係員の指示に従います。

端子を保護し、鍵や硬貨と同じ袋に入れません

ショートを防ぐため、購入時の容器、保護キャップ、個別のプラスチック袋や保護ポーチなどを利用します。端子が露出している場合は、無理な力をかけない範囲で絶縁テープを使います。

USBポートの奥へ紙や金属を差し込んだり、本体を強くテープで締め付けたりする必要はありません。目的は端子と鍵・硬貨・別のバッテリーとの接触を防ぐことです。ケーブル内蔵型はコネクターを収納し、キャップがある場合は装着してから個別に保管しましょう。

国内線・国際線とも、実際に運航する航空会社を確認します

日本の現行基準はJALやANAの案内にも反映されていますが、海外航空会社では容量、事前承認、収納方法、使用禁止の範囲などに追加条件が設けられる場合があります。航空券を販売した会社と、実際に飛行機を運航する会社が異なるコードシェア便にも注意が必要です。

  1. 予約確認画面で実際の運航会社を確認する
  2. その航空会社の公式サイトで「dangerous goods」「restricted baggage」「power bank」などの項目を探す
  3. 往路だけでなく、復路と乗り継ぎ便も確認する
  4. 100Whを超える場合や表示が不明な場合は、搭乗前に航空会社へ問い合わせる

特に海外では、国や空港独自の表示・認証条件が加わることがあります。日本出発便で持ち込めても、帰国便や乗り継ぎ地で同じ判断になるとは限りません。

破損・膨張・水濡れがあるモバイルバッテリーは持ち込まないでください

容量と個数が基準内でも、本体が膨らんでいる、落下後に変形した、ひび割れがある、水に濡れた、焦げたような臭いがする、普段より熱くなるといった異常があれば、飛行機へ持ち込むべきではありません。

「空港まで動いたから安全」とは判断できません。移動中の圧迫や衝撃で状態が変わる可能性があるため、使用と充電を中止し、メーカーや自治体の案内に従って回収・処分を相談してください。一般ごみや空港のごみ箱へ捨てることも避けます。

機内で熱・煙・異臭に気づいたら、すぐ客室乗務員へ知らせます

機内で異常を感じたときは、自分でトイレや通路へ運んだり、バッグの奥へ戻したりせず、すぐに客室乗務員へ知らせてください。熱くて触れない、煙が出ている、膨らんでいる場合は無理にケーブルを外そうとせず、乗務員の指示を優先します。

持ち運ぶ機会が多いからこそ、モバイルバッテリーはセルの安全性にも注目を

飛行機の持ち込みルールを満たしていることは、安全な移動のための基本条件です。ただし、160Wh以下・2個までという基準を満たしていても、セルの劣化や内部の異常まで保証されるわけではありません。

モバイルバッテリーは、バッグの中での圧迫、移動中の落下、夏場の高温、長期間の使用など、日常的にさまざまな負荷を受けます。そのため、容量や出力だけでなく、内部に使われているセル、温度管理、BMS、保護回路、安全性の検証まで確認して選ぶことが大切です。

UGREEN独自のDymondCell™

DymondCell™は、半固体電池や準固体電池といった電池カテゴリーの名称ではありません。セル品質を起点に、BMSによる状態監視、14の保護機能、5つの安全試験などを組み合わせ、モバイルバッテリー全体で安全性を高めるためのUGREEN独自技術です。

UGREEN DymondCell™の難燃技術と耐圧性能、高密度・長寿命設計

対象となるセルや製品では、所定の実験条件下で、針刺し・耐圧・リチウム析出・過充電・加熱の5つの安全試験を実施しています。さらに、対象モデルではBMSによる状態監視と14の保護機能を組み合わせ、日常使用時のリスク低減を図っています。

UGREEN DymondCell™と従来品の圧壊・釘刺し・熱暴走・リチウム析出・過充電の5項目安全試験比較

また、BMSによってセル温度、バッテリーの健全性、充電サイクル数、セル電圧、過去の異常記録などを確認できます。手で触れた感覚だけでは分かりにくい内部状態を数値で把握できるため、異常の早期発見や買い替え時期の判断にも役立ちます。

UGREENのBMSによるバッテリー安全管理システム

※搭載するセル、BMSの表示項目、保護機能および試験内容は製品によって異なります。試験結果は所定の条件下で確認されたものであり、あらゆる使用環境での安全を保証するものではありません。

UGREENのモバイルバッテリー安全技術「DymondCell™」を詳しく見る >>

飛行機へ持ち込む際は、DymondCell™対応製品であっても、航空会社の容量・個数・収納・使用ルールに従う必要があります。安全性に配慮した製品選びと、利用者による正しい取り扱いの両方が、安全な移動につながります。

飛行機とモバイルバッテリーについてよくある質問

Q1. 10,000mAhや20,000mAhのモバイルバッテリーは持ち込めますか?

3.7Vで計算すると、10,000mAhは約37Wh、20,000mAhは約74Whです。どちらも160Wh以下ですが、実際のWh表示と定格電圧を本体で確認し、1人2個まで、預け入れ不可などの条件も満たす必要があります。

Q2. 小型モバイルバッテリーなら3個以上持ち込めますか?

いいえ。2026年4月24日以降、日本の現行ルールでは、容量の小さい製品を含めてモバイルバッテリーは1人2個までです。

Q3. 飛行機の中でモバイルバッテリーからスマホを充電できますか?

機内では行わないでください。モバイルバッテリー本体を機内電源から充電することは禁止され、モバイルバッテリーからスマートフォンなどへ給電することも行わないよう求められています。

Q4. モバイルバッテリーをスーツケースに入れて預けられますか?

預けられません。モバイルバッテリーは機内持ち込み手荷物に入れ、端子を保護したうえで、座席上の収納棚ではなく状態を確認できる場所に保管します。

Q5. 100Whを超えて160Wh以下なら、事前申請は不要ですか?

日本の2026年ルールは160Wh以下・1人2個までを基本としていますが、海外航空会社では100Whを超える製品に事前承認を求める場合があります。実際の運航会社へ確認してください。

Q6. Whの印字が消えていても、mAhから計算すれば持ち込めますか?

計算だけで必ず認められるとは限りません。メーカー公式仕様や取扱説明書で確認し、表示が読めない場合は搭乗前に航空会社へ相談してください。容量を客観的に確認できない製品は、持参しないほうが確実です。

Q7. カメラやPCの予備バッテリーも、モバイルバッテリーと合わせて2個までですか?

機器専用の予備バッテリーは、モバイルバッテリーと分類や個数条件が異なる場合があります。容量や組み合わせによって扱いが変わるため、航空会社の「リチウム電池・予備電池」の案内を確認してください。

出発前に「2個・160Wh以下・手荷物・機内使用なし」を確認しましょう

2026年4月24日以降、飛行機に持ち込めるモバイルバッテリーは、160Wh以下を1人2個までです。預け入れ荷物には入れず、端子を保護して機内へ持ち込み、座席上の収納棚には収納しません。機内では、モバイルバッテリー本体への充電も、モバイルバッテリーからスマートフォンなどへの給電も行わないでください。

荷造りの最後に、Wh表示、個数、外観、収納場所を確認しておけば、空港で慌てる可能性を減らせます。安全性を重視して選ぶときは、容量や出力だけでなく、セル品質、BMS、温度管理、保護機能まで確認することも大切です。UGREENでは、対象モデルにモバイルバッテリーの安全技術「DymondCell™」を採用し、セルとシステムの両面から、持ち運ぶ電源の安全性を考えています。

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